間欠跛行とは?

坐骨神経痛という言葉は、今日ではとてもよく聞かれるようになりました。ただ、その原因となっている病気のことや、症状があらわれるまでのメカニズムまで理解している人がいったいどれくらいいることでしょう。

症状の原因を明確に知り、適切な処置を施さないと病状は回復するどころかどんどん悪化していき、さらなる重度の症状を呈することになります。

今回はその重度の症状のひとつとして、「間欠跛行」という症状について紹介にあがります。これはあまり耳慣れない言葉だと思います。

まず、坐骨神経痛のメカニズムとしては、坐骨神経が炎症を起こすことによりその神経の通り道であるお尻や足先などが痺れたり痛んだりするという具合になっています。お尻や足が痛んだりしびれたりすると、これは坐骨神経痛かな、と多くの人は判断することでしょう。
しかし、坐骨神経痛はあくまで症状であり、原因となっている病気は腰部脊柱管狭窄症か腰椎椎間板ヘルニアであることが多いです。

間欠跛行とはいわば痛みによって歩けなくなってしまった状態で、坐骨神経痛としては重症とみてまず間違いありません。

痛みで歩けない状態になってからしばらく休むと、とりあえずは少し歩けるかなというぐらいには一時的に回復します。しかし数分、あるいは数百メートルを歩くと足のしびれや痛みが増してきて、再び歩けなくなります。

またしばらく休むことで痛みが治まり、再び歩く...間欠跛行はこれの繰り返しです。症状が悪化するにつれて、回復しても歩ける距離が短くなってきます。

なぜ休むことで一時的に回復できるかについて説明します。
狭窄症が原因の坐骨神経痛の場合、しゃがみこんで休んだりして上体が前かがみになることにより、脊柱管の狭窄が緩んで神経への圧迫が弱まるため、血流が回復して痛みやしびれがやわらぐのです。

このメカニズムにより、前傾姿勢になりがちな状況、たとえば自転車に乗っているとき、乳母車を押しているときなどは症状がでにくい状態となります。このことは知っておいて損はありませんよ。

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