体操とストレッチ(ヘルニア型)
坐骨神経痛に対する治療法として、日ごろのストレッチや体操は大変効果的です。筋肉や関節をリラックスさせることで、痛みや血行を改善してくれます。ただ注意したいのは、ストレッチならなにをしてもよい、体操ならなにをしてもよい、ということではないということです。
それに厄介なことに、坐骨神経痛の原因となっている病気によって効果的なストレッチや体操のやり方が変わってきます。間違ったやり方では効果的な改善は望めないどころか、かえって状況を悪化させてしまう可能性がないとも言い切れません。どんな病気や症状でもそうですが、まずは原因をしっかり正しく知ること。適切な治療法はそこからおのずと見えてきます。
さて、坐骨神経痛の原因となる主な病気には腰部脊柱管狭窄症と腰椎椎間板ヘルニアがありますが、ここでは、ヘルニア型の坐骨神経痛に効果的な体操とストレッチを紹介していくことにします。
まずご紹介したいのは、「壁押し体操」と呼ばれるものです。
やり方は次の通り。
1、両足を前後に大きく開いた状態で、壁に向かって両手をつきましょう。
2、壁をそのまま両手で押しながら、少しずつ腰を後ろにそらしていきます。
3、両足の前後を交互に変えながら、これを10回を目安に繰り返します。
次にご紹介しますのは、「うつ伏せ体操」です。
やり方は次の通り。
1、フローリングなど、比較的固い床にうつ伏せになります。
2、両腕を使って上半身のみをゆっくり起こしていきます。
3、腕が伸びきるまで上体をそらすまでをワンセット、これを10セット程繰り返します。
最後は「股関節のストレッチ」です。
1、床に片膝を立てて、もう一方の膝を後ろにつきます。
2、膝を立てた方の足に少しずつ体重をかけながら、ゆっくりと腰を伸ばしてからだを床に向けて落としこんでいきます。
3、これらを足を交互に入れ替えながら10回ずつ行ないます。
継続は力なり、です。ぜひ毎日の習慣として、末永く続けてみてください。
体操やストレッチの効果は1週間ごとに確かめるようにするのがコツです。
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