手術前後におこなうこと
こんなことはいうまでもないことですが、坐骨神経痛に限らず、実際に手術を行う前にはさまざまな検査や調査を受けてからになります。もちろんこれは手術に伴って絶対に必要な「入院」というものがあるからです。入院をする前に、血液検査、尿検査、心電図検査、肺機能検査などの諸検査は必ず行われます。
体の内に住む隠れた病魔や合併症の発見や、カルテの作成などをするためですね。
(少し話しは逸れますが、ここで仮に、坐骨神経痛の主な原因となる腰部脊柱管狭窄症と併発してさらに重い内科の病気が発見された場合、そちらが優先され、手術は延期になることもあります。)
また、入院する前のこれらの検査のほかに、実際に手術の直前に体調や各神経の諸検査がなんと1週間ほどにもわたって厳重に実施されます。
ようやく手術が終わっても、食事に関しては、術後で体力的にも精神的にも疲弊しきっている場合がほとんどですので、食欲がわかない人も当然多く、その場合は点滴にて栄養補給を行うことになります。
術後の、手術自体の痛みが数日続くこともしばしばです。鎮痛剤の投与によりこれを軽減しつつ、傷口からの細菌の進入などは抗菌剤を点滴することで防ぎます。
そして、退院するまでに、日常生活での正しい姿勢や立ち方、歩き方、座り方などの指導を受けます。退院するまでは栄養配分を入念に計算されたバランスの良い食事をとって体力を取り戻しつつ、日常的に軽い適度な運動を行うことでリハビリしていくのです。
退院後の日ごろ自己管理や注意点など、一応一通り指導は受けますが、医師の判断によっては必要に応じて病院のリハビリテーション科に通って理学療法定期的に受けることもあるようです。症状や回復の度合いなど、患者の状態に応じて術後もさまざまなパターンがあるとみていいでしょう。
以上のように、一口に手術する、入院するといっても術前術後それぞれに様々な準備や必要不可欠な事柄が多く存在しているのが、少しでもお分かりいただけたでしょうか。
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